top of page

会津の小鉄

更新日:2021年6月22日

☆ものがたり☆



ree

『会津小鉄』

本名:上坂仙吉


幕末から明治維新にかけての動乱の時代。関東の大前田英五郎、東海の清水次郎長と並び称された大侠客。


彼がここまでの大親分になったのは、決して表には出てこない、ある一人の女性がいたからである。


これは仙吉が男を売り出すまでの物語。



ree



舞台は京の都


名張屋新造の島内と知りながら筵掛の小屋で賭場を開いていた仙吉。


そこへ新造の身内、“達磨の長助”が文句をつけにやって来る。喧嘩口論となり仙吉の投げた石が長助の頭に命中した。当たり所が悪かったのか、そのまま長助は息絶えた。





その頃仙吉を訪ねて江戸よ会津部屋・政五郎貸元の身内、“般若の直吉”がやって来る。


女房お吉が出迎える中、顔にアザを作った仙吉が帰って来た。

直吉から政五郎親分の言付けを聞き、お吉と共に江戸に向かう腹積もりになるのだが、そこへ兄弟分を殺されいきり立った新造の身内、“定”がやって来る。


小気味のいいお吉の啖呵に圧倒され一度は引き揚げるのだが、島を荒らされ身内を殺られた名張屋新造がこのまま黙っているはずもない……



ree


惚れた男の出世を切に願う女房お吉。

仙吉を男にする為お吉がとった行動は…


関連記事

すべて表示
身代わり忠治

対象:一般向け / 時間:60〜70分 逃すために騙る。 義理と度胸の、身代わり芝居。 Impersonate to set him free. A stand-in drama of duty and nerve. 【あらすじ】 赤城山に潜む国定忠治。 山は役人であふれ、包囲は刻一刻と狭まる——。 子分の巌鉄・浅太郎が持ち込んだ脱出策は“身代わり”。麓の百姓・忠治郎は、顔立ちが忠治と瓜二つ。ただ

 
 
 
雪の夜物語

対象:一般向け / 時間:60〜70分 噂は冷たく、湯気はやさしい。 雪の夜、縁は結び直せる。 Rumors are cold; the steam is gentle. On a snowy night, bonds can be tied anew. 【あらすじ】 雪深い村の冬。 祭り支度の花笠音頭が響くお熊の家に、噂がひとつ—家を飛び出した娘・お園が赤子を連れて戻ったらしい。そこへ、働き者の

 
 
 
世直しご家老珍道中

対象:一般向け / 時間:50〜60分 予算はカツカツ、義は満タン。 笑いと涙の世直し珍道中。 Budget on fumes, honor on full. A laugh-and-tear-fueled justice romp to set things. 【あらすじ】 川越城下の長屋育ち・長助、まさかの「助さん募集(身分・経験不問)」に合格して“七代目助さん”に。お供は、印籠係に徹する合理

 
 
 

コメント


すわん江戸村
和歌山県海南市且来645-1
073-482-5758

  • Instagram
  • YouTubeの社会のアイコン
  • Twitter Social Icon
©すわん江戸村
bottom of page