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市川昇次郎

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1946年(昭和21年)、和歌山県海南市に生まれる。

 

芸能一家に生まれ、大阪を拠点とする旅芝居一座の座長をしていた叔父の誘いで、9歳で初舞台を踏み全国を渡り歩いた。その後映画俳優を志し、高校生の時に大映株式会社に入社。

市川雷蔵、勝新太郎、長谷川一夫、山本富士子、京マチ子といった大スターの映画に多数出演。やがて映画が斜陽産業となり、退職後は、“自分の生きる道は舞台だ”と松竹所属の俳優となり、多数の舞台に出演した。また舞台のみならず、テレビ、Vシネ、歌、司会業など、様々なジャンルで精力的に活動を続けてきた。
 

二度の喉のポリープ手術を経験し、俳優活動をセーブするが、その魂は消えることなく、俳優の育成に力を入れるようになる。

「芝居の醍醐味を伝えたい」「稽古をする場所を与えたい」との思いから、自身の生まれ育った“和歌山”で芸道場を自身の手で作り始める。

多数の仲間に支えられながら、2001年(平成13年)着工、2003年(平成15年)5月
芸道場「すわん江戸村」を設立。
同時に「すわん江戸村」を拠点とする「劇団紀州」を立ち上げる。

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《稽古を本番と思え。本番を稽古と思え。》をモットーに、今日も次世代を担う俳優の育成に力を入れている。

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