ども、身体を動かしたい市川福介です。
先日7月12日(日本時間13日)、“MLBホームランダービー”が行われた。
“ホームランダービー”とはメジャーリーグオールスター前夜の人気イベントで、選ばれた選手たちが時間内にどれだけホームランを打てるかを競いあうイベントである。
そのダービーにエンゼルスの大谷翔平選手が日本人初出場を果たしたのだ!
ミーハーな僕はもちろん、
現地のクアーズフィールドで観戦するわけでもなく、
(ロッキーズの本拠地だと初めて知りました)
近所のスポーツバーで感染するわけでもなく、
(そもそも海南にスポーツバーってあるのかな)
部屋のテレビの前に座り、視聴しました。
(初めからそう言えばいいのに)
何分ミーハーなもので、ホームランダービーをちゃんと見るのも初めてである。
しかし同じ日本人として、メジャーリーグの大舞台で頑張る姿、その勇姿をを見届けないわけにはいかない。
僕も野球に打ち込んでいたから、世が世ならば、大谷選手ではなく、僕があの大舞台に立っていた世界線だってあっただろう。
(どんな世界線だよ)
そして初めて見た感想だか、とにかく面白かった!
僕をように野球をかじった人なら分かるが、
(打ち込む→かじった 割合下がってない?)
スローボールを飛ばすのって案外難しい。
速いボールは当たれば反発である程度飛んでいくがスローボールはそうはいかない。
だけど、どの選手もその圧倒的なスイングスピードと世界最高峰の技術でホームランを連発していく姿はとてもかっこよくて、爽快感があった。
大谷選手の結果は残念であったけれど、彼の姿に勇気を貰い、そして何より彼自身が楽しんでプレーしている姿がとても印象的であった。
そんな大谷選手に心から拍手を送りたい。
もちろんそれは大谷選手だけでなく、
連覇を果たしたピーター・アロンソ選手をはじめ、出場した全ての選手に共通することであり、普段は敵同士の彼らが、お互いに心からの敬意を表し、プレーを褒め称え合い、そして何より彼ら自身が楽しげにプレーしている姿が見ている視聴者をさらに楽しませてくれたし、これぞ“エンターテイメント”なんだなと思いました。
僕も世が世ならば、ホームランダービーで優勝してトロフィーをもらい、首にぶら下がったメダルをクルクル回していた世界線だってあっただろう。
(どんな世界線だよ)
ミーハーな僕は大谷選手の活躍だけを見るつもりであったが、気づけば最後までテレビに釘付けだった。
やはり野球を体験しただけあって、久しぶりに興奮した。
(かじる→体験 割合下がってない?)
とにかくすべての選手に心から拍手を送りたい。
中継を見た後も興奮する気持ちを抑えられず、無性に身体を動かしたい気分になり、僕はゴルフ練習場へと向かった。
(そこはバッティングセンターじゃないんかいというツッコミは受け付けません)
ドライバー片手に、僕も大谷選手なみのフルスイングをかます。
うん、気持ちいい!
久しぶりに身体を動かしたこともあってスイングに力が入る。
(あなたがやっているのは野球じゃなくてゴルフだけどね)
アロンソ選手のようにボールがポンポン飛んでいく。
(ゴルフだからね)
飛距離だけならストーリー選手にも負けていない。
(ゴルフだからね)
うん、気持ちいい!
調子良くホームランを連発していく。
(ゴルフだっつーの!)
ところが30球を超えたあたりで、急に手に痛みを感じた。
見てみると手には豆ができていた。それも1個ではい。数カ所だ。
ショックだった。
というのも学生の時は、毎日何百という素振りや打撃練習を続けてきたし、監督やコーチからも昔から
「豆は努力の勲章だ」とか
「豆の数だけ上手くなるんだ」とか
「豆を潰しても尚、素振りをしろ」などなど
(これって今でも言うのかな)
手豆とは今までの人生でかなり密なお付き合いを繰り返してきました。
でもね、豆って出来たり潰れたりを繰り返して、手の皮が厚くなり、だんだん出来にくくなるものなのです。
それがたかが30スイングで豆が3個もできてしまったんです。
単純計算で10スイングで1個ですよ?
これはね、努力の賜物でも何でもなく、ただの練習不足ですよ。
10回素振りしたくらいで豆なんかできたら、監督・コーチにサボってたのかと言われて、怒られるレベルですよ。
そこに落胆したわけです。
そんなやわな体になってしまったのかと。
これが“老いる”ということか・・・・・・
どうやら、どの世界線を辿っても僕がメジャーリーグで活躍する世界線はなさそうだ。
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