【師匠便り】令和3年2月12日

「近況報告と公演再開のお知らせ」

すわん江戸村、劇団紀州のファンの皆さま、梅一輪一輪ずつの暖かさと古句に申しますが、いかがお過ごしでしょうか。
 

先日、私事ではございますが、疲れとストレスからか「帯状疱疹」と診断されて、塗り薬で簡単に治る
と思っていたら、入院することになり、皆様には大変ご心配をおかけいたしました。しかしながら幸いにも軽症で、私自身はいたって元気です。今回、入院をして初めてわかったことですが、医療従事者の徹底した感染対策、そして気遣いには本当に頭の下がる思いです。このような方々たちの働き、そして皆様方の日々の意識のおかげで和歌山の方は比較的感染が緩やかなのだと思います。
すわん江戸村も大事なお客様や弟子を預かる責任からお休みを頂いておりましたが、そろそろ幕を開けさせて頂きたいと思います。3月4日(木)から幕を開けさせて頂きます。長い間お待たせいたしました。
この休み期間中に細々とした舞台セット、そして芝居をいくつも作り上げました。これから見て頂くお芝居は、人情喜劇はもちろんのこと、

 

海南市や和歌山県にまつわる郷土史『恋のから傘』『華岡青洲』
日本昔話より『カラスの行水』
昭和史『里の秋』『二等兵物語』『名もなく貧しく美しく』
文学作品から『金色夜叉』
そして歌舞伎でも上演されている『らくだの馬』『椀久色神送』『双蝶々曲輪日記』

 

などなど、色んなジャンル・演出等、新しく挑戦していこうと思います。
感染対策を今まで以上に十分にとり、皆様に安心安全でご覧頂こうと思いますので、どうぞお楽しみに。これからも一層努力を重ねて、皆様に楽しんでいただく、全国にない唯一無二の劇団を目指し精進してまいります。

芝居の台詞を借りるなら、
『植えてみよ 花の咲かぬ 大地なし』

 

 

令和3年2月12日

市川昇次郎